おじぃちゃん

12月 2, 2012 by 社長 幡司 剛成

今日は早起きをして、毎月恒例のお墓掃除に行って来ました!!

不思議とお墓掃除をすると、きれいな気持ちになりますね。

私にとってお墓掃除に行くというのは、亡くなったおじぃちゃんに会いに行く感覚です。

私が17歳の時におじぃちゃんは他界しました。

私はおじぃちゃん子で、おじぃちゃんにとっても私が初孫だったので、よくかわいがってもらっていました(^-^)

バッティングセンターに行ったり、野球用品を買いに連れて行ってもらったり・・・

口数の少ないおじぃちゃんでしたが、私の野球をすごく応援をしていてくれていました。

小学校から中学校、高校と試合になれば応援に来てくれ、甲子園に行くのを期待していたのです。

おじぃちゃんの息子、私からすれば叔父なんですが、叔父は甲子園に行っており、もし私が甲子園に行けば子供と孫が行くことになるので、おじぃちゃんにとって鼻高々になるのです!!

まして、ポジションも叔父と同じレフト!!

そして!!私が高二の秋に、おじぃちゃんの胃がんが発覚してしまいました。

私は後に知ったのですが、もってあと一年の命だったそうです。

私が、夏の甲子園に行くまで命がもつかどうか・・・

その前に甲子園に行けるかどうか・・・

もっと前にレギュラーになれるかどうか・・・

私は、とりあえずがんばってはいたつもりでしたが、私は下手くそでしたし、みんなより早く音を上げる方だったので、レギュラーになれるかどうかは瀬戸際でした。

そして!!新チームになった時に、なんとか一けたの背番号をもらえることになり、おじぃちゃんも喜んでくれました!!

それから何度もレギュラーから外されたりしましたが、最後の夏には7番をもらい、甲子園へ挑戦することができたのです。

そのころ、おじぃちゃんは弱りつつあり、その一方、私達はくじ運にも恵まれ決勝まで残っていたのです!!

そして!!私達は優勝しました!!

甲子園に行ける事になったのです!!

無口なおじぃちゃんは、満面の笑みで喜んでくれました。

あのにやけ顔は忘れられませんね(^-^)

そして甲子園での試合当日、おじぃちゃんは皆の反対を押し切って甲子園へ応援に来てくれたのです。

体が弱っているにもかかわらず・・・

それから、一ヶ月後におじぃちゃんは亡くなりました。

64歳という若さで亡くなったのですが、その時は悲しい気持ちでいっぱいで、お墓掃除に行っても現実味がなく、ただ単に掃除をしているという感覚でした。

そして!!20年という月日が経ち、今はおじぃちゃんに冥土の土産ができてよかったなと思え、お墓掃除に行くというのは、おじぃちゃんに会いに行く!!という感覚でいます。

生きていれば、一緒にお酒を交わしたり、戦争の話しを聞きたかったなと思いながら、そしてたまには愚痴を言いながらお墓掃除をしています(^-^)。

多分!!( ̄ー ̄)ニヤリッとしながら聞いているでしょう!!

お墓掃除は、何か大切なものを思い出させてもらえるように思えます。

もし!!お墓参りから遠ざかっている人がいたら、これを機に行ってみて下さいね。

嫌な思い出も、思い出させられるかもしれませんが・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

仏事のとーたるさぽーと 供養商品販売店
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専務 幡司 剛成

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