「苦」

3月 17, 2013 by 社長 幡司 剛成

皆さん!!こんばんわ。

今日からお彼岸ですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているので、寒さももう少しの我慢ですね。

今日は少し仏教の教えについて・・・

「苦」の事を少々・・・

お釈迦様は「人生は苦なり」と説きました。

仏教はそこから始まります。

仏教では「生」「老」「病」「死」の四苦と「愛別離苦」(愛する者と別れる苦しみ)「怨憎会苦」(怨み、憎む者と出会う苦しみ)「求不得苦」(求めても得られない苦しみ)「五蘊盛苦」(私達の肉体と精神を構成している五つの要素の集まりを五蘊という。そのすべてが苦である)のいわゆる四苦八苦に分類しているそうです。

お釈迦様は、この「苦」からどうしたらのがれることができるのかを追究するために修行をされたと言われています。

お釈迦さまが得た解決方法は、人間は苦しみから、どうやってものがれえることはできない。その事実を受け入れるしかない。

つまり、苦しみからのがれる方法はないとするのならば、救いの道はただ一つ、苦しみからのがれたいという欲求を捨てることである。

苦しみからのがれたいともがくから、よけい苦しみが増すのだ。

苦しみを苦しみとして、あるがままに受け入れたときに、初めて、苦しみはやむ。

と、仏教の本には書いてあります。

確かにこれができれば怖いものなしだと思いますが、なかなか難しいですよねΣ( ̄ロ ̄|||)

「そんな事はできない!!」と思うのか・・・

「受け入れる努力をしよう!!」と思うのか・・・

前者と後者の考えの差は、今後の人生に大きな差を生むのではないかと・・・

分かっているようで分かってないのが、人間の性でしょうね。

「苦」を「楽」に変える変換ボタンがあればな~と( ̄ー ̄)ニヤリッ

この時点で、私は「アウト!!」ですね(;一_一)

仏事のとーたるさぽーと 供養商品販売店
有限会社 照泰仏堂

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*TEL 086-253-0838*HP http://www.shoutaibutsudou.com/

専務 幡司 剛成

2件のコメント

  1. 通りすがりの僧侶です 受け入れられない苦だからこそ、支え合って生きることを教えてくれていますよ。 それが今で言う通夜、葬儀、月参り、年回法要など、皆が寄り合い支え合う大切さ。 寺活をしなければ。 返信 11年 ago

  2. 幡司 剛成 通りすがりの僧侶さん コメントありがとうございます(^-^) そうですよね。支え合って生きていることをもっと考えなければと・・・ 寺活を期待させて頂きます(^-^) 返信 11年 ago

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