「居て欲しい」

9月 2, 2016 by 社長 幡司 剛成

皆さん!!こんばんは。

9月に入りましたね。

今月はお彼岸月です!!

もう9月のお彼岸は、素通りされますね(=_=)

お盆が終わってのお彼岸ですから・・・

お盆とお彼岸の意味は違うのですが、世の中では同じようになってますからね。。。

どっちにしても大事な期間です!!

さて!!先日、接客させて頂いたお客様で、自暴自棄になられている様子が見受けられました。

生まれつき身体が弱く、癌にも侵され、そのせいで周りに迷惑をかけ過ぎているので、早くお迎えが来て欲しいと・・・

そんな状態でも結婚ができ、子供にも恵まれたらしいですが、もう60歳まで生きたのでいいと・・・

入退院を繰り返し、子供も祖父母に任せっきりで、莫大な治療費も使ってしまったので・・・

ご本人さんの気持ちを考えると、当然そうだと思います。

ですが、子供の気持ちを考えると、やっぱり生きていて欲しいです。

存在があるのとないのじゃぁ全然違いますからね。

私がかけれる言葉などはありませんが、最後に「またお会いしましょう。」としか・・・

お客様も「是非、また来ます。」との言葉に少し安心させられましたけど。

少しの生きる希望でもみつけてもらえばと思い、接客させてもらいましたが、こういったお客様を接客させて頂く度に思います。

「生きる難しさ」

楽しい毎日を過ごせるにこしたことはないですが、病気になると体を侵さすと同時に心も侵されていきますから、病気になっても心は侵されない日常を送らなければと・・・

でも、このお客様は生まれた時から体が弱いため、長年闘ってきたわけですから、「頑張れ!!」なんていう言葉は決してかけれません!!

ただ一つ言えるのは、子供としての気持ちだけ。

「居て欲しい。」

お客様の子供様は、この度、結婚式を東京で挙げられるそうです。

結婚5年にして・・・

お母様の体力が戻るまで、結婚式を挙げるのを待って。

お母様に何かあっても大丈夫のように、東京で病院を確保して。

こんな息子さんですから、絶対にお母さんには「居て欲しい」という思いは強いと思います。

少しでも長く「居て欲しい」という気持ちは、親も子も、夫婦もみんな一緒ではないでしょうか。。。

必ずお別れは来るのですから・・・

その日が来るまでは、少しでも長く「居て欲しい」です。

「居て欲しい」という気持ちを、一日のうち少しでも考えると、いつの間にか四角になった日常生活の角が、丸くなっていくと思います。

私は家内に足蹴りをされても、この世に縋りついてやろうと思いますけど・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

仏事のとーたるさぽーと 供養商品販売店
有限会社 照泰仏堂

*住所 岡山市北区三門中町2-11
*TEL 086-253-0838*HP http://www.shoutaibutsudou.com/

専務 幡司 剛成

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>