「居て欲しい」
皆さん!!こんばんは。
9月に入りましたね。
今月はお彼岸月です!!
もう9月のお彼岸は、素通りされますね(=_=)
お盆が終わってのお彼岸ですから・・・
お盆とお彼岸の意味は違うのですが、世の中では同じようになってますからね。。。
どっちにしても大事な期間です!!
さて!!先日、接客させて頂いたお客様で、自暴自棄になられている様子が見受けられました。
生まれつき身体が弱く、癌にも侵され、そのせいで周りに迷惑をかけ過ぎているので、早くお迎えが来て欲しいと・・・
そんな状態でも結婚ができ、子供にも恵まれたらしいですが、もう60歳まで生きたのでいいと・・・
入退院を繰り返し、子供も祖父母に任せっきりで、莫大な治療費も使ってしまったので・・・
ご本人さんの気持ちを考えると、当然そうだと思います。
ですが、子供の気持ちを考えると、やっぱり生きていて欲しいです。
存在があるのとないのじゃぁ全然違いますからね。
私がかけれる言葉などはありませんが、最後に「またお会いしましょう。」としか・・・
お客様も「是非、また来ます。」との言葉に少し安心させられましたけど。
少しの生きる希望でもみつけてもらえばと思い、接客させてもらいましたが、こういったお客様を接客させて頂く度に思います。
「生きる難しさ」
楽しい毎日を過ごせるにこしたことはないですが、病気になると体を侵さすと同時に心も侵されていきますから、病気になっても心は侵されない日常を送らなければと・・・
でも、このお客様は生まれた時から体が弱いため、長年闘ってきたわけですから、「頑張れ!!」なんていう言葉は決してかけれません!!
ただ一つ言えるのは、子供としての気持ちだけ。
「居て欲しい。」
お客様の子供様は、この度、結婚式を東京で挙げられるそうです。
結婚5年にして・・・
お母様の体力が戻るまで、結婚式を挙げるのを待って。
お母様に何かあっても大丈夫のように、東京で病院を確保して。
こんな息子さんですから、絶対にお母さんには「居て欲しい」という思いは強いと思います。
少しでも長く「居て欲しい」という気持ちは、親も子も、夫婦もみんな一緒ではないでしょうか。。。
必ずお別れは来るのですから・・・
その日が来るまでは、少しでも長く「居て欲しい」です。
「居て欲しい」という気持ちを、一日のうち少しでも考えると、いつの間にか四角になった日常生活の角が、丸くなっていくと思います。
私は家内に足蹴りをされても、この世に縋りついてやろうと思いますけど・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
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