「与える」

2月 13, 2021 by 社長 幡司 剛成

皆さん!!おはようございます。

有り難い事に、コロナ禍というのに毎日たくさんのお客様にご来店いただいています。

単月でいうと、例年よりお客様の数は増えていると思います。

私もいろんなご要望を頂いていますので、毎日全力投球(^_^)

肩と肘を壊さないようにと・・・

 

さて!!いろんなお客様と話をさせて頂いてますが、そこで一番に感じることがあります。

それは

「寂しい」という感情が自然に表れているんだなと・・・

 

当然、大切な人がいないという寂しさもありますが、それだけではなく、人間関係に寂しさを感じてる方も・・・

 

空虚感の中にいると心が敏感になっており、ちょっとしたことに寂しさを感じ、相手に求めることをやめて孤独に拍車をかけてしまいます。

 

ですが、なかなか相手には理解しづらいことだと思います。

同じ悼み、同じ経験をされている方であれば、理解はしていただけるかもしれませんが、心の穴埋めは自分にしかできません。

 

穴埋めの一つの方法として

「求める」のではなく「与える」が先だと思います。

どんなに苦しくても寂しくても、自分の心を楽にさせたいのであれば・・・

 

そうすることで、他人が心を満たせてくれるのではないかと・・・

 

与えるというのは、どんなに辛くても「笑顔」でいるとか、どんなに苦しくても「感謝」を見つけるとか・・・

 

みんなが求めるばかりだと、人間関係は成り立たないと思います。

 

先に与える人がいるから、人間関係は成立するものだと・・・

 

お釈迦様の教えの中でも

弟子たちに托鉢をまわることを指示した時、

「貧しい家をまわれ」と・・・

貧しい家は、自分のことで精一杯だから相手に与える余裕がない。

それでは、自分に返ってくることはないから、あえて貧しい家をまわり徳を積ませてあげるのだとか・・・

布施を頂いた僧侶がお礼を言うのではなく、まわってもらった家の者が感謝する。

 

「与え合う」からこそ満たされていくものではないかと・・・

 

寂しい気持ちを我慢することが努力ではなく、辛い時だからこそ笑顔でいることや感謝を見つけることに努力を費やし、相手を安心させてあげることで、自分の安心につながってくると思います。

 

亡くなった母親はよく「大丈夫。大丈夫。」と言ってました。

私達家族はその安心感の中で育ってきたので、いなくなった今、よくわかります。

 

与える事が先から得られるものがね( ̄ー ̄)ニヤリ

 

だから!!今日も先に与えることを考えてがんばろう!!

小さな親切、大きなお世話にならないようにね(¬_¬)

 

 

 

感謝で始まり、感謝で終わる。そして、また感謝が生まれる。

ありがとう。

 

その時、その一瞬を大事に・・・

 

 

照泰仏堂  代表取締役 幡司剛成

 

 

 

 

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