お仏壇の種類は、大きく分類すると、唐木仏壇・金仏壇・家具調(モダン)仏壇に分けられます。

唐木仏壇

唐木とは紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、欅(けやき)、黄王檀(きおうたん)、槐(えんじゅ)、楡(にれ)、タモなどの木材のことを指します。
天然の木目を生かし、伝統の唐木加工技術を駆使して造り上げた工芸品といえます。
唐木仏壇は主に真言宗・日蓮宗・天台宗・臨済宗・曹洞宗・浄土宗・時宗でお祀りします。
(浄土真宗の方も唐木仏壇でお祀りされる場合もあります)
材質の種類についてはこちらからご覧下さい。

上置 地袋置 台付 仕込み

金仏壇

漆塗り、蒔絵・彫刻・錺金具など金箔・金粉で仕上げ、日本古来の伝統工芸が集約された、美しく煌びやかな技巧がほどこされています。金仏壇は主に浄土真宗(西本願寺と東本願寺)でお祀りします。

浄土真宗
本願寺派(西)
浄土真宗
大谷派(東)
神徒檀

家具調(モダン)仏壇

日本人の生活スタイルの変化にともない、伝統的なデザインにこだわらずに、宗派関係なく自由な発想から生まれた仏壇です。
インテリア性を重視したすっきりとしたモダンなデザインが多く、洋間にも違和感なく設置できる、現代の生活様式にあった仏壇となっています。
材質は、ウォールナットやチーク、メープルやナラなど、洋家具の材料を使用したものが多く、伝統型にはない比較的明るい色調が特徴です。
材質の種類についてはこちらからご覧下さい。

上置 台付 台付 台付

戸軸の仕様

総ムク
戸軸の芯までムク材を使用
四方練
四方をムク材で練っている
三方練
三方をムク材で練っている
二方練
二方をムク材で練っている
前練(軸練)
一方をムク材で練っている
総張り
四方を突き板で張っている
前面張り
前面を突き板で張っている
印刷杢目
天然木の杢目を印刷してある

お仏壇で使われる材質

黒檀(こくたん)

紫檀(したん)

黒と淡赤色のストライプのような縞目を持つ黒檀は世界三大銘木の一つに数えられます。とても重くて硬い黒檀は加工が難しい反面、耐久性に優れ、古くから高級仏壇に使われています。

正倉院に納められている唐木細工の中では最も多く見られ、黒檀と並んで高級仏壇の材料として珍重されています。硬いため乾燥や加工はやや困難ですが耐久性に優れています。

欅(けやき)

栓(せん)

「黄色いダイヤ」と呼ばれる欅は北海道を除く日本に自生し、広葉樹の中では一番の良材とされ、古くから日本人に親しまれてきた銘木です。耐湿・耐久性に優れ多くの神社仏閣に使用されています。

日本では北海道から東北にかけて自生しています。色は白く木目が欅に似ています。柔らかく加工がしやすいため家具などに使われています。

ウォールナット

シカモア

クルミ科で紫がかった色調を持つウォールナットは加工がしやすく、月日を重ねるごとにしっとりとした光沢が増していきます。硬くて耐久性に優れていることから家具材として重宝されています。

カエデ科の落葉広葉樹です、色調は塩rで、加工がしやすく乾燥も容易で、高級バイオリンの甲板として使用されている大変高価な木材です。

メープル

楡(にれ)

メープルシロップとして有名なメープルは、衝撃に強く傷がつきにくい木材です。灰白色の木肌は絹のような光沢を持ち、鳥の目のような木目模様があるものをバーズアイメープルと呼ぶ貴重材です。

産地は北海道や本州で、主に北海道に産し、粘り強さがあるため家具や楽器などの曲木に適しています。